sophia-mariaのブログ

ママはつらいよ!〜不登校〜

2 子どもの不登校、どうしてこんなに苦しいの

お母さんは子どもを愛しているからこそ。


お母さんは子どもに不登校の兆しが見えたときに衝撃をうけ混乱します。

何が起きてしまったの⁉︎

わけがわからない‼︎

まさかうちの子が⁉︎ ウソでしょ⁉︎


ところが、お子さんはそれよりも3ヶ月ほど前に、学校生活に衝撃をうけ混乱しはじまっています。


学校に行こうとするとドキドキする。

気持ち悪くなる。下痢がとまらない。

頭が痛くなる。

学校の場面展開についていけない…みんなはできてるのに。

なんで自分はできない?

どうしてこんなに緊張するの?

あぁ、具合が悪くなる、学校から逃げ出したい。でも行かないわけにはいかない、がんばらなくちゃ。しかし…無理して登校するだけで、冷や汗が出てきて動悸が止まらなくなって、息苦しくもなる。

→この時期は本人は休まず登校していれば家族も気づきにくいですが、


とうとう登校できなくなると、親の焦りが急に発動。(焦る時期にタイムラグがある)


これはマズイ‼︎ 登校させなきゃ!と、あわてますが、子どもは無理して登校を続け、もう

どうしていいかわからない、答えも出ない、エネルギーも枯渇、家で静かにしたい、人に会いたくない のステージにいます。




ここでお母さんはかなり激しい登校刺激をしてしまうことが多いです。

「今までの普通に行ってたじゃない‼︎」

衿ぐりつかんで「がっこういきなさい‼︎」

首根っこおさえて「学校まで行くからね!」

カバンを窓からぶん投げて「行きたくないなら行くな‼︎」

「そんな怠けが通用すると思ってんのか‼︎」

「学校の何がいやなのよ⁉︎」

とか。


子どもは無表情でうつむいたまま無言。

この時点では、

子どもも理由がわからないから。

答えようがないから。


激しく叱ってしまった後、お母さんは後悔の嵐。あの子はつらい思いをしているのに、

母親くらいあの子の想いを理解してあげなければならないのに。


母親として最悪。

子どもをひどく傷つけてしまった。

母親失格。 許せない罪悪感。

涙が止まらなくなります。

どうすればよいのかもわからないのに、母親としての自分を否定、否定、否定。

ただひたすら否定。


どうして、そんなに本気で子どもの学校問題に動転してしまうのか。

答えは簡単ですよね。


お母さんにとって自分の命より大事な我が子のことだから。

愛しているからこそ、気がおかしくなるくらい悩み、怒り、泣き、打開策を命がけで探るんですよね。


子どもに必死なんです。

自分のことよりも。

子どもが幸せじゃなきゃお母さんも幸せじゃないんです。


だから、こういう言動になってしまうのも

当然のこと。

お母さん、悪くないです。


少しずつ表現の仕方を変えていけばいいんです。少しずつ。ゆっくり。